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管理員が選ぶ家



マンション管理のプロである主人は、将来どんな家を選ぶだろうか。吾輩は以前こんなことを聞いたことがある。

主人は4年前オーストラリアにロングステイをしていた。そこで出会ったいろんな国の人たちと話をするうち、過度の競争社会の中で、迷い、戸惑い、どう生きたらよいか分からないという若い人が世界でも増えているのを感じたらしい。そして日本に帰ってきてその想いはもっと強くなり、そこで、日本では便利で人工的な都市型マンションではなく、「自然な暮らし」が実現できるようなハウス、毎朝坐禅ができるようなハウスに住みたいと語っていた。

そして、主人は今、都心部の中高層マンション管理員として2LDKの部屋に住んでいるが、いつかここを出て、将来はオーストラリアで知り合った世界中の友達を呼んで自分のハウスで一緒に坐禅ができるようなハウス、障子と畳が似合うハウスを鎌倉あたりで探して住みたいと夢を語っている。

そのために必要なのが資金である。しかし、アメリカでサブプライムローン問題が表面化してから銀行からの借り入れはなかなか難しくなるのではないかと予想をしていた。

そんなとき世界中で活躍するシティバンクの新しい住宅ローンサービスがあるのを主人は知った。「ゆとりは大きく負担は小さく」というキャッチコピーどおり、憧れを実現してくれる夢のローンなんだと吾輩に説明をしてくれた。吾輩もシティバンクの住宅ローンなら興味がある。

シティーバンクの店舗に足を運んだことのある人は皆知っていると思うが、行員が非常に少ないのだとか。それに比べ、日本の銀行は店舗に入った瞬間案内係がいて、警備員がいて、スタッフが何人もいるらしい。それでも仕事は遅く、預金金利も低く、貸出審査は厳しいと主人はいう。おまけに今でも学歴社会の名残でどの大学を出たかで審査が変わるという銀行もあるというから本当にちゃんと審査されているのか不安だと嘆いていた。

それにくらべ、シティバンクは明朗で、わかりやすく、信頼性があるからいいと主人はべた褒めである。ま、審査が甘いということはないだろが、審査基準もきちんとしていそうだし、主人にとっては留学する時お世話になっているので、シティバンクは夢をかなえてくれる銀行だと言うイメージが強いのだろう。

とにかく、吾輩の主人はいうには、プロの管理員は今流行のフラット(共同住宅)は購入しないのだとか。コミュニティもなければ、共同とは名ばかりでハウス(一軒家)の方がまだ近所づきあいが深いという。吾輩もどうせなら、主人が言うようにもっと自然に触れ合えるところで暮したい。

シティバンクがその夢をいつかかなえてくれると信じて、もう少しここで主人のお手伝いをしながら暮そうと思う。

theme : **暮らしを楽しむ**
genre : ライフ

tag : 管理員 サブプライムローン マンション シティバンク

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吾輩について

mankan25

Author:mankan25
吾輩はハムスター。名前は無い。昔はあったが覚えていない。
主人はマンションの住込み管理員。吾輩はそこで飼われている。
主人は管理会社の社員なので、業務上知りえたことを口外する訳には行かない。吾輩がマンションを1日数回徘徊,、いや巡回して見た事・聞いた事・感じた事、ヒミツを書いていく。